■本日のテーマ
テキスト・レジュメ・ワークブック...etc.
冊子型教材を格上げする5つのステップ
〜その3「オフィシャル感を演出する」〜
教材コンサルタントの矢澤典子です。
さて、先日から
「冊子型教材を格上げする5つのステップ」
と題して、
冊子型教材を「手っ取り早く」格上げするための
ポイントをご紹介しています。
今日はステップ3
「オフィシャル感を演出する」
についてお話します。
冊子型教材を格上げする5つのステップ
1)ぱっと見の印象を整える
2)機能性を上げる
3)オフィシャル感を演出する ←★本日はココ★
4)講座の信頼を担保する
5)洗練感を増す
「オフィシャル感を演出する」
その狙いは2つあります。
受講生に教材を「大切なもの」として
認識してもらい、学習に役立ててもらうこと。
教材を講座や講師の
ブランディングツールとして活用すること。
(冊子型教材)を思い浮かべてみましょう。
ワークブック、ワークシート…
なんでも結構です。
どんな反応があるでしょうか。
見られないはず。笑
受講生の心の中に生まれる
こういう反応です。↓
「大事に作られた教材なんだな」
「大切に扱うべきものなんだな」
「やる気になるな」
「この講座に申し込んでよかったな」
「誰かに見せたいな」
受講生に教材を受け取ってもらうことで、
受講生の学習に対するモチベーションや
講座へのコミットメント意識、
さらには口コミ発生率も
一気に高まるものです。
「オフィシャル感の演出」。
[形動]公式のものであるさま。
公認であるさま。公的。
(小学館・デジタル大辞泉)
ここでは「公式」が近いでしょうか。
紛れもなく「あなたの講座の教材」と
感じさせるものであること。
受け入れられる「普遍性」を
感じさせるものであること。
講師の想いや個性などを
「教材」を通して表現することで
教材単体での商品価値を高める!
というアプローチです。
実際にこんなことが可能になります。
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講座の受講料を引き上げることができる
・教材単体を商品化し販売できる
講座の価値が認知されやすくなる
・講師が教えるためのもの
ビジネスを加速させるためのもの
というわけで、今日は
教材のオフィシャル感を演出するための
「手っ取り早い」テコ入れポイントを
2つだけご紹介します。
□ 「はじめに」(メッセージ)を入れる
テキスト・ワークブック…等の紙教材のの
冒頭に「はじめに」「ごあいさつ」などの
メッセージを挿入しましょう。
・どんな想いで提供しているのか
・原体験やエピソード
・受講生とともに目指したいビジョン
などをご自身の言葉で表現してみてください。
ともすると機能性や合理性にばかり
目が向きがちな教材が、この一工夫によって
「講師の体温」を感じられるものになります。
これにより、教材を通して講座の価値や
オリジナリティが伝わるのです。
□ 体裁(サイズや配布方法)にこだわる
この教材はいつ・どこで使われることを
想定していますか?
講座内で使うのはもちろんですが、
それ以外にも
・電車での移動中
・夕飯を作るキッチンで
・寝る前の寝室で
「シーン」があると思います。
教材の「サイズ」や「体裁」を決めましょう。
受講生の日常に、より馴染むように
設計するのです。
持ち運んでもらいたいのであれば、
サイズはA4よりもA5のほうが良いかも?
紙に印刷して渡すよりも、PDFで配布し、
スマホで見てもらったほうが便利では?
ーーー
構想してみましょう。
もちろん少し費用はかかってしまいますが、
せっかく時間も労力もかけて作った
教材であれば、見栄えの良い形に仕上げて、
大切に扱ってもらえるようにしましょう。
紙教材の元データさえあれば、
すぐにできることなので、
「0から見直している時間がない…!」
という方におすすめです。
中身と見た目がかけ離れすぎている…
というのも問題です^^;
そこはバランスを考慮しましょう!)
次回は、ステップ4
「講座の信頼を担保する」ための
チェックポイントや工夫をご紹介します。
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