原稿作成が10倍はかどるヒント

「先に◯◯を決める」

· コラム

■本日のテーマ

テキスト作りがさくさく捗るコツ!

教材コンサルタントの矢澤典子です。

 

今日は「テキスト作成」をテーマにお届けします。

 

ここでは少し拡大解釈して
「テキスト=冊子型教材」としてお話してまいります。

私の元に寄せられる相談でもっとも多いのが、
「テキストを作りたいけれど、どこから手をつけて良いかわからない」
「原稿作成が思うように進まない」
といったお悩みです。

講座の開催日が迫りつつある中、
「テキスト作成のゴールが見えない…><」
といったプレッシャーやストレスと戦っている方、
意外と多いのではないでしょうか。

そこで今日は、
「テキスト作りがさくさく捗るコツ」
を紹介したいと思います。

 

テキストの原稿作成がはかどるコツとは?

それは…
———————————————
原稿を書き始める前に
「ページのレイアウトを決めてしまう」こと!
———————————————

どういうことか詳しく説明していきます。
まず、皆さんは「テキストを作ろう!」というとき
こんな手順で作業をスタートしようとしていませんか?
ワード(またはそれに準ずるツール)を開く

原稿を書き始める

…手が止まる^^;
これは、方位磁石も海図も持たずに
手漕ぎの船で大海原に出ていくような危険な行為です。
間違いなく遭難すると思います。笑
そこで、原稿を書き始める前に
「目次を作る(見出しを書き出す)」をしてみます。
これだけでもだいぶ書き出しやすくなります。
見出しによって、あらかじめ書く内容を
イメージできるので「戸惑い」が少しなくなります。
このように何かしらの「ガイド」があるだけで、
原稿作成は驚くほどスムーズに進むものです。
こんな「書きやすさ」をさらに加速させる方法。
それが
「あらかじめページのレイアウトを決めてしまうこと」
なのです。
具体的には、項目ごとのレイアウトとして、

  • 見出しを入れる位置
  • 導入文を入れる位置
  • 本文を入れる位置
  • 例を入れる位置
  • 図や画像を入れる位置

というようにページのパターンを決めてしまうのです。

イメージとしてはこんな感じです↓

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いかがでしょう?
あらかじめ要素ごとに「枠」を設けてしまうので、
その枠を1つずつ埋めていけば良いのです。

文章の文字数にも
「スペース的な上限(目安)」が見えるので、
「文章をたくさん書かなきゃ…」
と気負う必要もありません。

おそらくワードのまっさらな白紙ページを
目の前にしたときの「途方に暮れる感じ」は
感じずに済むのではないでしょうか^^
少しずつでも「書いていけそう」な気がしませんか?

・・・

「目標達成の極意はゴールを細分化すること!」
と言われますが、テキスト作成のプロセスも同じです。

どこから手をつけたら良いかわからなくなってしまうのは、
漠然と「テキスト」と考えてしまうから。

  • 自分が作ろうとしているテキストはどんなテキスト?
  • 1つ1つの項目(ページ)は、どんな要素で成り立ってる?
  • それらの要素をどう配置する?
  • それぞれの要素にどのくらいのスペースが必要?

 

このように、テキストを構成するパーツを

一つ一つ分解していくことで、

着手すべきTODOが明確になるのです。

 

私はこの作業をやりやすくする方法として、

「パワーポイントでテキスト原稿を作る方法」

をおすすめしています。

(上の画像もパワポで作っています)

 

ワードに比べてパワポは、

色々な素材をレイアウトしやすくできています。

 

ワードに画像を貼り付けようとして、

思う位置に挿入できなかったり、

大きさを統一できなかったり…で

イライラしてしまう方!

 

ワードと違ってパワポは、図や画像を

置きたい位置に置きたいように置けるので

特におすすめです^^

 

さらには、

「スライドマスター&レイアウト」の機能を使うと、

統一されたレイアウトのページを量産できて

冊子としての全体イメージがとても美しく

洗練されたものになるのです。

 

この方法でパワポのテンプレートを作ってしまえば、

「原稿作成が捗らない…」

という問題を解決できるだけでなく、

「綺麗でわかりやすい紙面構成」も

同時に叶えることができます。

 

一度やり方をマスターしてしまえば、

あまりの爽快さが癖になるので、

ぜひ皆さんにもお試しいただきたいです^^

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